武田玄山の想い

武田玄山の想い - Attitude -

武田玄山

尺八との出会いは今から35年ほど前になります。ラジオから聴こえてきた歌謡曲中の尺八の音色に魅せられ、「自分でこの音色を奏でてみたい」と思ったのがきっかけでした。 この出会いは私にとって人生の転機となり、勤めていた会社を辞め、尺八職人の道へ飛び込みました。 以来35年間、尺八一筋で職人として、奏者として、その音色の可能性を追求し続けています。

尺八の製造工程で最も難しいのは、音を整える調律です。 始めは作っても作っても思うように音が鳴らず、苦悩の日々でした。 竹は一つとして同じものはなく、特殊な竹では調律だけで1年かかることもあります。
これまでの経験と、培ってきた技術、長年の勘を活かし、一本一本に想いを込めて質の高い尺八づくりに励んでおります。

多くの方に尺八の魅力を知っていただきたい半面、残念ながら民謡離れが進んでいるのが現状です。
尺八という楽器の素晴らしさを再認識してもらいたい、もっと若い世代の方にも親しんでもらいたい、そんな思いで、仲間と共に年に数回、小学校や施設で演奏会を開催しています。 そして、一人でも多くの方が尺八を楽しんでもらえるようになっていただければ幸いです。

尺八は私の人生そのものです。 これからも、尺八本来の持つ素晴らしい音色を納得いくまで追求し、伝統を絶やすことなく普及に努めていきたいと思っています。 どうぞよろしくお願い致します。

I met Shakuhachi 35years ago. I was charmed tone of Shakuhachi in Kayokyoku then I wanted to play the tone. That was start. It was turning point of my life.I quit company that I worked. And jumped in road of Shakuhachi.Since I have been pursuing way of making and playing Shakuhachi.

Most difficult process to create Shakuhachi is tuning.It was struggle.

There is not same Bamboo.Special bamboo takes a year to tune.I have been trying to make speculatively high quality Shakuhachi.

Unfortunately Shakuhachi have been forgotten slowly.So I want someone to know how excellent Shakuhachi.Me and associates is taking place Shakuhachi recital.

Shakuhachi is my life.I have been trying to create better one from here.

トップへ戻る
TOP